タイの「新幹線」計画とん挫か 採算性なし

タイと日本の両国政府が検討してきたバンコクとタイ北部チェンマイ県チェンマイ市を結ぶ「新幹線」計画がとん挫する雲行きだ。

新幹線の技術を導入し、全長約670キロの高速鉄道を建設運営する計画だったが、日本側が実施した事業化調査で採算性が極めて低いことが判明した。タイの民間テレビ局ワークポイントなどがタイ運輸省筋の情報として報じたところによると、数千億バーツに上る建設費や開業後の慢性赤字による巨額の費用負担を恐れたタイ政府が日本政府に共同投資を提案したが、日本側は事業はタイの国家資産だとして拒否した。日本政府は今月19、20日にタイのアーコム運輸相が訪日した際にも共同投資に応じない方針を伝え、計画の具体的な進展はなかったという。

バンコク~チェンマイ間のほとんどは広大な平野に農地、疎林、荒れ地が点在し、大都市は存在しない。沿線の最大の都市はチェンマイ市だが、人口は2013年で13.6万人に過ぎない。また、タイ北部は農業が中心で、世帯平均収入(2017年)は月1万9843バーツ(約6.7万円)とバンコク首都圏(4万1335バーツ)の半分程度にとどまっている。

バンコク~チェンマイ間では格安航空を中心に空の便が1日20往復以上運航し、運賃は片道1000バーツ程度から。長距離バスも多数運行している。

巨額の費用を投じて両都市間に高速鉄道を建設しても、人口や経済力の点から乗客数は期待できず、運賃の面でも格安航空との競争が避けられない。あとに残るのは膨れ上がる巨額の債務だけという懸念は強い。

安全面の不安もある。タイ全土で鉄道を運営するタイ国鉄(SRT)は設備の老朽化で脱線事故が絶えない。バンコク首都圏の高架電車BTSも近年は故障が相次いでいる。鉄道の運行管理、保守整備の能力が不足した状態で高速鉄道を導入すれば、重大な事故を招きかねず、その場合、日本に対するタイの国民感情にも悪影響が出る恐れがある。

タイ政府は中国政府と共同で、ラオス国境のタイ東北部ノンカイ市とバンコクを結ぶ高速鉄道建設にも乗り出しているが、こちらも先行きは不透明だ。タイ側は中国の技術を導入する見返りに、中国政府に共同投資を持ちかけたが、中国がこれを拒否。数年にわたる交渉の末、路線の一部、バンコク~ナコンラチャシマ間(全長253キロ)をタイ側の全額負担で建設することで決着し、昨年12月に最初の3.5キロの区間の起工式が行われた。しかし、残る区間については両国間の調整が進まず、完工のめどは立っていない。
(newsclip.be 2018年10月28日 17時34分)

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ラマ9の超高層ビル計画 タイ大手財閥セントラルが事業会社買収

タイの大手財閥セントラル・グループの不動産開発会社セントラル・パタナー(CPN)は12日、同業でタイ証券取引所(SET)上場のグランド・カナル・ランドの株式50.4%を株主から101.6億バーツで取得したと発表した。

残る株式49.6%については株式公開買い付けを実施する。

グランド・カナル・ランドはバンコク都内の地下鉄MRTラマ9世駅前で、地上125階、高さ615メートル、延床面積32万平方メートルの超高層ビル「スーパータワー」を含む大規模複合不動産プロジェクト「ザ・グランド・ラマ9」を推進中。ほかにもラマ9世通り一帯で、マンション、オフィスビル、ホテルの開発を進めている。
(newsclip.be 2018年9月13日 00時22分)

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タイの3空港接続高速鉄道計画、31社が入札資料購入

タイ国鉄(SRT)は9日、バンコク北郊のドンムアン空港、東郊のスワンナプーム空港、東部ラヨン県のウタパオ空港という3つの空港を結ぶ高速鉄道計画(総延長約220キロ)の入札資料を31社が購入したと発表した。

31社は
・バンコクの高架電車BTSを運営するBTSグループ・ホールディングス
・タイ最大級の財閥CPグループのジャルーン・ポーカパン(CP)ホールディング
・タイ・ゼネコン(総合建設会社)最大手イタリアンタイ・デベロップメント(ITD)
・タイのゼネコン、ユニーク・エンジニアリング・アンド・コンストラクション
・タイ国営石油会社PTT傘下のエナジー・コンプレックス
・タイ・ゼネコン大手シノタイ・エンジニアリング・アンド・コンストラクション
・バンコクの地下鉄、高速道路などを運営するバンコク・エクスプレスウェイ・アンド・メトロ
・タイ・ゼネコン大手チョーガンチャン
・タイの電力会社ラチャブリ・エレクトリシティ・ジェネレーティング・ホールディング
・タイのセメントメーカー、TPIポリン
・タイのパワーライン・エンジニアリング
・タイ大手財閥セントラル・グループの不動産会社セントラルパタナー
・タイのLMTストーン
・タイのトードダムリ
・中国水電
・中国鉄建
・中国中鉄
・中国交通建設
・華潤
・中国中信
・中国建築
・伊藤忠商事
・フジタ
・日立アジア(タイランド)
・海外交通・都市開発事業支援機構
・フランスのトランスデブ・グループ
・フランス国鉄
・マレーシアのWANNASSERインターナショナル・グリーンハブ
・マレーシアのMRCBビルダーズ
・イタリアのサリニ・インプレジオ
・コリア・タイ・ハイスピード・レイルロード・コンソーシアム―。

今後、7月23日に説明会、24日と26日に現地視察を行い、11月12日に入札を行う予定。

3空港を結ぶ高速鉄道計画は今年3月の閣議で承認された。スワンナプーム空港とバンコク都内のパヤタイ駅を結ぶ既存の高架鉄道エアポートレイルリンク(総延長28キロ、最高時速160キロ)をドンムアン空港とウタパオ空港に延伸する形で、
・ドンムアン空港―パヤタイ駅(総延長21キロ、最高時速160キロ)
・エアポートレイルリンク・スワンナプーム空港駅―ウタパオ空港(総延長170キロ、最高時速250キロ)―を新たに建設する。
スワンナプーム空港からウタパオ空港までの区間はチャチュンサオ県チャチュンサオ市、チョンブリ県チョンブリ市、チョンブリ県シラチャー市、チョンブリ県パタヤ市、ウタパオ空港の5駅を予定している。

鉄道開発にともない、バンコク都内のエアポートレイルリンク・マカサン駅前の土地24ヘクタールとシラチャー駅周辺の土地4ヘクタールを商業開発する。
(newsclip.be 2018年7月9日 21時15分)

2013_07170389          (photo by 絵夢座)

個人でタイ旅行を計画した際に1つのサイトで情報収集出来なかったので旅行者目線でタイ・バンコク情報サイト「KATEのバンコクガイド」を立ち上げています。

政府がタイを横断する複線鉄道整備計画を大筋承認

政府は6月12日の閣議で西部ターク県と東北部ナコンパノム県をつなぐ複線鉄道を整備することを大筋で承認した。

この路線は、タイの西側に位置し、ミャンマーと国境を接するターク県と東側に位置し、ラオスと国境を接するナコンパノム県をナコンサワン県、カムペンペット県、コンケン県などを経由してつなぐもので、全長は902キロに及ぶもので、東部経済回廊(EEC)の輸送ルートの一環となっている。

なお、この計画は実行可能性の調査が済んでいないため、どの程度費用がかかるか今のところ定かでない。
(バンコク週報 2018年6月13日)

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